ルネスホールについてabout
ルネスホールとは
ルネスホールは1922年、岡山城二之丸跡に建設され、日本銀行岡山支店として歴史の幕を開きました。
設計は当時銀行建築の第一人者だった長野宇平治で、古代ギリシャ様式の意匠が至る所に散りばめられています。正面入口に立つ4本のエンタシス柱は建物に重厚な印象を与え、コリント様式の柱頭飾りや壁一面に張り込まれた御影石、さらにそれを取り巻く波状文様の鮮やかな外観は、壮麗さも漂わせます。内装においても、漆喰仕上げを施した天井や、階段や回廊に取り付けた手すりのデザインなど、随所に高度な施工技術を垣間見ることができます。
2005年9月、この大正期の優れた歴史的建造物を後世に残していくため、岡山の新たな文化・芸術の創造拠点「ルネスホール」として生まれ変わりました。
天上高9mのホールは、音楽会、講演会、展示会など様々な用途でご利用いただけます。又、ホール内にパントリーを併設しており、パーティーなど飲食も出来る多目的ホールとしてもご利用いただけます。
2011年3月、ルネスホール金庫棟がオープン。一階にギャラリー、地下にスタジオ、二階はワークルーム、会議室となりました。金庫棟オープンにより、ルネスホールの理念である「岡山県の文化振興に寄与する」事を更に加速させ、多くの文化を発信し文化に触れる事の出来る施設として稼働しております。
NPO法人バンクオブアーツ岡山とは
1999年1月、岡山県からの依頼により、旧日本銀行岡山支店の活用方法と管理運営について検討・提案を行うため、街づくりに取り組む県民・市民により「旧日銀岡山支店を活かす会」が設立されました。2003年3月、旧日銀保存再生に一定の役割を果たしたとして、解散いたしました。
その後、旧メンバー有志による「旧日銀岡山支店活用法人設立準備会」が発足。2003年11月20日、NPO法人「バンク オブアーツ岡山(以下BOA岡山)」の設立総会を開催し、翌12月設立申請を行い、2004年3月、NPO法人としての認証を受け、旧日銀本館のホール機能や管理運営について調査研究を進めてまいりました。
BOA岡山は2004年6月、岡山県が募集した「おかやま旧日銀ホール」の「指定管理者」に応募。7月末に県が実施した、応募団体による「公開プレゼンテーション」の結果、BOA岡山が指定管理者に内定し、2004年10月1日、岡山県から指定管理者の指定を受けました。
NPO法人バンクオブアーツ岡山 歴代理事長
2005年度‐2009年度 | 黒瀬仁志 |
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2010年度‐2013年度 | 小玉康仁 |
2014年度‐2017年度 | 半田正已 |
2018年度‐2021年度 | 國本卓明 |
2022年度‐現在 | 横山圭介 |
開催した主催事業
2022年4月 | 日本銀行岡山支店開設&ルネスホール築 100 周年 特別講演会・演奏会(ピアノ演奏・声楽 1日ずつ) |
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2021年8月 | オペラガラコンサート~ルネスオペラの軌跡をたどって~ |
NPO法人バンクオブアーツ岡山 受賞歴
- (公社)ロングライフビル推進協会
- 2006年度 BELCA賞ベストリフォーム部門
- (公財)福武教育文化振興財団
- 2011年度 福武文化奨励賞
- 岡山県備前県民局
- 2012年度 夢づくり推進賞
- (一社)日本建築学会
- 2012年度 日本建築学会賞 業績賞
ルネスホール再生への軌跡及び歴史的建造物の保存・再生、再生後の運営と文化振興の功績に対して受賞 - 岡山県
- 2013年度 第15回岡山県芸術文化賞 功労賞
継続開催のオペラ事業に対しての受賞国連NGO団体 - WAFUNIF
- 2016年認定団体として認証される
WAFUNIFは、国連でインターンや研修生を務めた人々による組織で、1978年に国連本部内に拠点を置き、機関や部署を越えて結成し、国連憲章第71条に準拠して設立された国連直属のNGOです。主に、人材育成と派遣を柱として、発展途上国支援を中心に活動しています。 プロジェクトでは、世界各国から音楽に携わる人物を中心に親善大使を構成し、音楽を通した環境改善・平和へのプロモーションを企画する団体。認定団体となり、WAFUNIFの協力団体として、寄付を集める事ができるようになった。